アパート経営より宿泊施設の訳
こんにちは!
佐工務店の岩佐です。
ここ1か月で、どう言う訳か、民泊作りの問い合わせが2件。
問い合わせがあるのと、実際にカタチになるのは別。
あくまでも、連絡があっただけなんですが、たまたまにしては、続くのにビックリ。
今、 姫路で民泊作りが熱いのか!?
建物があるが上手く利用出来ず、何か収益化出来ないかと思って
民泊?旅館?と言う選択。
姫路駅近郊のインバウンドも戻りつつありますしね。
民泊が注目されている3つの理由
●1、民泊の許可が不要だから違法にならない
民泊事業を開始するには「住宅宿泊事業法」にもとづく都道府県などへの「届出」のみで済むのに対して、旅館やホテルは旅館業法第3条において都道府県の「許可」が必要とされています。
●2、民泊なら事故物件でも収益可能
アパート経営のリスクといわれる「事故物件」でも、民泊は賃貸借契約にもとづいて利用する施設ではないため、告知義務がありません。
そのため、民泊での活用であれば問題なく通常料金で案内ができます。
※特区民泊は賃貸借契約(定期借家契約)によるため、告知義務が適用される場合あり。
●3、民泊は収益率が高い
民泊は人を宿泊させる日数として、年間で180日を超えないもの、として住宅宿泊事業法の第2条3項で定められています。
【厚生労働省が調査した民泊の実態調査の結果における民泊宿泊料金の平均値】によると、民泊のような無許可物件の一泊あたりの平均宿泊料は「7,659円」と算出しています。
仮に上記の金額で180日(週の3.5日程度=金・土・日、+α)営業したとして、年間売り上げは、137万8,620円ということになります。
月額の売り上げにすると11万円以上。
委託料、仲介手数料などの諸経費があるものの、年収としては家賃設定8万円の賃貸物件より、収益が上がる計算になります。
以上のような3つの理由から、民泊施設の経営や運営を検討される方が増えているのかもしれません。
民泊で一棟貸の施設も近年増加中
民泊の建物の種類の中でも、一棟貸なら家族、お子様連れ、大人数でも、貸別荘感覚で気兼ねなく利用することができます。
町家や古民家タイプであれば、歴史を刻んできた情緒を楽しんだり、懐かしさを感じる和のぬくもりに溢れた町家をリノベーションした施設が近年増加しています。
姫路や近隣市街地への観光にも、利用しやすいのではないでしょうか。
民泊として空き家や古民家を活用できる
工務店の傍ら、住まいのプロとしての経験を生かし空き家管理事業を行なっているので、
建物を再利用する事に大変興味があるのと、
古い物を手の届く費用でうま〜く生かすのも得意なんで民泊を作る仕事もやってみたい。
色々調べると、民泊するのはなかなかハードルが高いのが現状?!
姫路市は、空き家が増え、戸建てだけでは無くビルにも空きが増えて困っている。
上手く空き家を生かせる方法やマッチングできる繋がりを増やしていけば、
小さな母数ではありますが、空き家問題を少しづつ解決できるのでは無いかと思っています。
空き家になりそうな物件がある、既にご自身やご親族で空き家を所有していてどうすればいいかわからないなど、ご相談についてはお気軽にお問い合わせください。
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